『対ウィルス』徹底解説

 

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マスク不要論を徹底分析!

新型コロナウィルス感染防止における

マスクは新型コロナウィルス感染防止対策に確実に必要です。

もう騙されない!

30分で『マスク』&『新型コロナウィルス対策』を偏差値70に!

マスクは種類もあり、ネガティブな噂もあり、高騰していますし、本当に必要なのか?と疑心暗鬼になります。

必要ならば、どのマスクを装着すれば良いか非常に悩ましい問題です。そこで、本ページでは、細菌・ウィルス・エアロゾルなどの大きさから解説し、どのマスクならばどの様な対策・目的に有効なのかを徹底分析し分かり易く解説します。

【1】空気中に漂う物質の大きさを徹底解説

まずは、空気中にはどの様な粒子やウィルスが存在するかのリストと共にその大きさの比較表をご覧ください。

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※1mm = 1,000μmであり、1μm = 1,000nmです。つまり、1mm = 1,000μm =  1,000,000nmとなります。ちなみに、新型コロナウィルスの大きさである0.1μmは、0.1μm = 100nm = 0.0001mmということになりますから小さすぎて目視は不可能です。

仮に、新型コロナウィルスの感染経路が、空気感染(ウィルス単独浮遊による吸引感染)せず、エアロゾル感染(空気中の何かの細かい粒子にウィルスが付着し、それの吸引感染)で留まることが正しいならば、新型コロナウィルス(0.1μm程度の大きさ)がどの様なエアロゾルに付着するかでその粒子の大きさが決まります。聖路加国際大学・大西一成准教授のご見解と実験結果を引用するならば、エアロゾル化したウィルスは、付着する微粒子や水分の大きさ、かつ、ブラウン運動(微粒子の不規則な動き)を考慮する必要があります。結論としましては、新型コロナウィルスから身を守るためには、エアロゾル・ブラウン運動を考慮するならば0.3μm以上の大きさを防げるマスクの装着が100%防御のボーダーラインと考えられます。

他方、余談ですが、『空気感染』する病原菌は現在の研究では、『結核菌』、『水痘(すいとう)ウィルス(水ぼうそう)』、『麻疹(はしか)ウィルス』の3種類のみと考えられています。これらの大きさは、0.1μm以上であることから、これらの病気から身を守るためには0.1μm以上の大きさを防げるマスクの装着がボーダーラインと考えられます。

 

【2】各マスクのパフォーマンスを徹底解説

次に、マスクの種類とそのマスクが何を防げるかにフォーカスして解説したいと思います。次のリストをご覧ください。

資料2-1.PNG
資料2-2.PNG
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※『N95』/『N99』/『N100』などの表記の『Nシリーズ』とは、NIOSH(米国労働安全研究所)の審査に合格したマスクが上記名称を名乗れます。数字部分は、粒子の捕集効率を示しています。『N95』が『95%以上』、『N99』が『99%以上』、『N100』が『99.7%以上』を意味しています。米国で『微粒子用マスク』の販売は『Nシリーズ』のみと規定しています。日本では、厚生労働省が定める国家検定規格『RS2区分(取り換え式防塵マスク)』/『DS2区分(使い捨て式防塵マスク)』に合格した防塵マスクがN95に相当します。欧州の規格で言えば、N95に近いパフォーマンス表記は『FFP2』であり、『N99』が『FFP3』となります。

上記図表でご覧いただけたと思いますが、マスクはパフォーマンス能力によって分類すると『防塵マスク』『サージカルマスク』『家庭用マスク』の3種類しかありません。使用目的としては、防塵マスク』は主に外からウィルス等の体内侵入を防ぐマスクですサージカルマスク』は逆にウィルス所有者の体内から外にウィルスを拡散させないためのマスクです。そして、一般的に手に入る家庭用マスク』は花粉の体内侵入を防ぎますが主に顔の保温/保湿効果を求めるマスクです。この点に留意して目的に適うマスクを購入ください。

『サージカルマスク』と『家庭用マスク』の不織布マスクは見た目やパッケージの表示でパフォーマンス能力を判別できません。「いやいや!パッケージに書いてあるじゃん!」と常識的に考えてはいけない不誠実な市場がマスク市場です。平常時、中国で作られるマスクの仕入れ値は0.17円程度/枚です。常識的に考えれば、平常時に、この0.17円の中にそこまで高パフォーマンス能力を持ったマスクを誠実に販売する意義はありません。同時に、仮に高パフォーマンス能力を持った不織布マスクを装着している場合であっても、対峙する方は装着者がどの様なパフォーマンス能力を持つマスクを装着しているか全く判別がつきません。この点を理由にマスコミでは全ての不織布マスクを低パフォーマンスの家庭用マスクと仮定し『マスクの装着はウィルス感染予防に意味がない。『咳エチケット』の心理的効能があるくらい。逆にマスクの扱い方を間違えれば感染を助長する』という意見に集約している可能性があります。

サージカル不織布マスクは『マスク装着によってウィルス感染予防に意味がない』可能性はあります。しかし、感染者が正しいサージカルマスクを正しく装着すれば、ウィルス拡散を防ぐという社会的意味や絶大な効果を発揮します。消費者はマスクの専門家ではないので購入時に迷うと思いますが、偽装『サージカルマスク』や『家庭用マスク』の使用を避け、正しい『サージカルマスク』を着用することで確実にウィルス拡散防止に一役を担い、日本で起こっている新型コロナウィルスのエピデミックのスピードを鈍化させることができます

※ 不織布マスク再利用論

サージカル(医療用)マスクは体内にあるウィルスを外気に拡散させない効能があります。ただし、その効果の持続時間は静電気がなくなる2-3時間程度です。また、布マスク、ガーゼマスク、ウレタンマスク、家庭用不織布マスク等は保温などの効果はありますがウィルス拡散防止の一助とはなりません。2020年2月頃までこの知識はネットを中心に広く共有されていました。新型コロナウィルスが発生し、日本市場から医療用マスクがなくなった2020年1月から3月にかけて、日本政府やマスコミを中心に布マスク等の装着が推進され、徐々に布マスク等も許容される社会となりました。つまり、マスク装着の目的が『ウィルスの非拡散』から『マスクの装着自体』へと変わりました。この意識の変化の中から、1つのマスク装着ポーズとして、使用した医療用マスクの再利用を許容する社会も同時に醸成されて行きました使用した医療用マスクの再利用は感染抑制効果としてはほぼほぼ意味がありませんが、周囲に安心させるメンタル面では効果はあるようです。ただ、本質論で考察した場合、医療用マスクの再利用を例えるならば、装着しているようで装着していない『フェイクマスク』と言えるのかもしれません。

 

【3】企業が行える最高の感染防止対策

政府発表によれば、新型コロナウィルスのエアロゾル感染の高リスク3条件は、『「密閉」空間で換気が悪い場所』、『手の届く距離に多くの人のいる「密集」状況』、『近距離での会話や発声をする「密接」』であり、昨今のマスコミでは『3密』条件が全て整う環境を避けるべきだと言われております。(ちなみに、日本政府が言う『5人に1人しか他社に感染させない』という結論の理由を解説すると、『5人に1人しか、ライブハウスなど、3密条件に合致した場所に行かない』という意味です。) しかし、厳密に言えば、新型コロナウィルスの感染リスクを下げるために、更に厳しく、『3密』条件の内、2条件でも整う環境を避けるべきだと考えております。特に避けるべき環境は特殊な『匂い/臭い』や『煙』が伴う環境です。『匂い/臭い』や『煙』は『エアロゾル』の素であり、新型コロナウィルスはその『匂い/臭い』や『煙』に付着し、空中を漂いながら人の呼吸から体内へとなだれ込みます。

注意すべき最たる1例は、『喫煙室』です。建物内の『喫煙室』は、容易に3条件が整いやすい環境です。また、青空喫煙室であっても2条件が整う場合が多くなります。更に悪いことに、仮にコロナ感染者がタバコを吸えば、体内で生成されたコロナウィルスがタバコの煙(エアロゾル)に付着した状態で外気へ吐き出されます。他の喫煙者は大きく深呼吸するように自身のタバコの煙と外気を吸い込みますので、コロナウィルスが付着したエアロゾルを自ら率先して体内に取り入れることとなります。喫煙がもたらす健康/非健康の議論はさておき、喫煙する場合、『外』で『単独』で喫煙をすることが身を守る基本です。喫煙室には一切近づかないことをお勧めいたします。新型コロナウィルスの感染防止対策のために、飲食店を含めた様々な施設はしばらく『禁煙』とするか、青空喫煙室の設置をしなければいけません。

次に、『匂い/臭い』に関連した場所の代表例として『飲食店』に関して解説します。通常時においては食べ物を調理している匂いは食欲をそそる素敵なツールですが、もはや、新型コロナウィルス感染者の蔓延によりその匂いが大変危険な媒体(エアロゾル)となっております。ただし、飲食店内が危険ではなくなる対策は2つあります。『店内に1人も新型コロナウィルス感染者を入れないこと』、または、『店内のエアロゾルを0にすること』、この2条件です。『店内に1人も新型コロナウィルス感染者を入れないこと』の条件が整えば、新型コロナウィルスの感染は100%起きません。他方、仮に新型コロナウィルス感染者が紛れ込んだ場合であっても、『店内のエアロゾルを0にすること』で、新型コロナウィルスの感染を防げると考えます。なので、飲食店の対策としては、入り口でお客様の体温チェック等を行い、健康なお客様のみの入店とします。次に、ガラスや壁などでキッチンとホールの完全分離を行います。最後に、極限までエアロゾル減少を目的に、店内ではパフォーマンスの高い空気洗浄機の過剰設置を行います。会話をゆっくり楽しみながら料理を楽しむビジネスモデルの飲食店であれば、あえて全ての席をセル密閉空間化し、常時、空気の入れ替え/洗浄を行う方法も良いかもしれません。エアロゾル0化努力と共に、ある席の空気を他の席に還流させない努力は安心/安全の保険と言う意味で有効です。

遊技場/ 飲食店/ オフィス/ 工場/ 病院など、この様な対策を履行した場合であっても、業種は関係なく、様々な空間を出入りしたり、食事を作ったりする『従業員』/『営業マン』/『オフィスワーカー』等の『呼吸』が、新型コロナウィルスの感染拡大の最たるネックとなります。『働く』ことは生活の根幹であり、かつ、『人』は『会社運営』の不可欠なパーツです。理論的に考えて、すぐに『人員0の職場環境』を整えることは不可能です。そこで、少々面倒であっても、感染者も非感染者も、感染させない/感染しないという環境/対策を整えなければいけません。それが、N95以上のパフォーマンスを持つマスク(『Nano Guard Masks + NanoシートⅠ』)またはPFE以上のパフォーマンスを持つマスク(『Nano Guard Masks + NanoシートⅡ』)/ ゴーグルの装着、こまめな手洗い、モノの非共有、制服/モノのこまめな殺菌が効果的です。しばらくの間の我慢と考え、実行する他、ビジネスを維持する方法はなさそうです。

どの様な医療関係者も行っているように、『本物のサージカルマスク』を着用することが新型コロナウィルスの感染拡大防止対策となります。新型コロナウィルスを完全に治癒する『』や『ワクチン』の開発まで、恐らく2021年2月頃まで、企業は、最低でも『本物のサージカルマスク』、可能であれば『防塵マスク(N95など)』を全従業員に装着させてください。

 

【4】空間等の殺菌に関する徹底解説

現在、新型コロナウィルスはエアロゾル状態では3時間程度プラスチックなどの表面では3日程度生きると言われています。前項でもご説明しましたが、新型コロナウィルスのエアロゾル対策にはパフォーマンス能力の高い『空気清浄機』の過剰設置をお勧めします。ですが、どんなに会社が新型コロナウィルスの感染防止を注意していても、人は労働時間以外にプライベート時間がありますので新型コロナウィルスに感染して出社することもあります。仮に、御社オフィスの従業員から感染者が出れば、オフィス内を徹底的に殺菌消毒したくなると思います。しかし、冷静にお考え下さい。上記、新型コロナウィルスの生命力から判断すれば、経費をかけずに、再度、オフィスを安心/安全に使用できます

(1) 通常営業の場合

過剰設置した空気洗浄機をガンガンONにした状態で、全従業員、N95能力以上のマスク(『Nano Guard Masks + NanoシートⅠ』)を着用しながら業務を行います。お客様/ご訪問者様に安心/安全を過剰なまでにアピールしないといけない飲食店など、業種によってはゴーグルビジネス用手袋の着用も良いかもしれません。こまめな手洗い、モノの非共有、制服/モノのこまめな殺菌/除菌なども徹底して行ってください。感染者が出ることを前提に社内感染を極力減少させるために、ドアの取っ手など、多くの人が触る共有部分をこまめにアルコールで拭き取る作業も有効です。

(2) 従業員から新型コロナウィルスの感染者が出た場合

空気洗浄機をガンガンONにした状態で、全従業員、オフィスへの立ち入りを最低3日間禁止にします。必要備品の持ち出しも不可としてください。新型コロナウィルスは単独では最長3日しか生きません。オフィスの立ち入りは感染者が出た日から起算して4日目とします。自動的にオフィス内の新型コロナウィルスは全滅していると推測されます。4日目の出社日に、窓を全開にしながら1か所に空気洗浄機を集めONにした状態にします。1つ1つ空気洗浄機のフィルターをフィルタリング能力の高い掃除機で綺麗にしてください。これでオフィスは新型コロナウィルスの脅威から科学的に脱却できたと推測されます。アルコールでオフィス内を拭き取る作業は必要ないでしょう。

上記対策を発展的に考えた時、新型コロナウィルスの感染者が出た街を税金投入し町中消毒するよりも、3日間の全住人の自宅待機と部外者の立ち入り禁止で十分です。4日目から街は新型コロナウィルスの脅威がなくなっています。ただ、急に市町村から『本日より、3日間、自宅待機です』とアナウンスされる日常はビジネスのやりにくさを感じざるを得ません。限りある予算や資源を無駄に浪費される現状を私たちは厳しく科学的に考えなければいけない時期に直面しているのかもしれません。

 

【5】マスクの正しい装着方法&取り外し方

マスク装着者の25%しか正しくマスクを装着できていないという調査結果があります。正しいマスクを正しく装着し正しく外すことが感染拡大予防の一助となります。

(1) マスクの裏表の見極め方 (耳ゴム紐は外側)

マスクは基本的に肌にピッタリ装着しなければいけません。なので、耳ゴム紐を内側に装着するとその厚みで空間ができます。この空間を避けるために、耳ゴム紐を対面者に見える様にマスクを装着します。

(2) ノーズワイヤーでマスクを顔型に成型

基本的に、ノーズワイヤーは顔や鼻の凹凸に対応するため、マスクの上部に付いています。耳ゴム紐を外側に見て、ノーズワイヤーの真ん中を半分に内側に折り曲げます。次に、折り曲げた部分に人差し指をあて、その左右をマスクに並行となる様に逆に折り曲げます。これで『鼻』のデッパリと頬の平坦にマスクがフィットするようになります。マスクをピッタリ顔にフィットさせ、マスクと顔との間に空間を作らず、鼻・口を常に覆ってください。

(3) マスクの装着方法

重要点は、鼻から頬までしっかりマスクで覆うことです。マスクの下部を引っ張りあご下まで覆うようにしてください。最後に鏡でマスクの左右に隙間ができていないかチェックしてください。仮にマスクの左右に隙間があればウィルスがそこから侵入しマスク効果を半減させてしまいますので、もう少し小さめのマスクを着用してください。マスクを装着したら、どんなに息が苦しくても、マスクを下にずらして鼻の穴が見えるような装着方法をしないでください。

※1 マスクを装着すると眼鏡が息の湿度で曇る場合があります。鼻ガミティッシュを1.5cm程度に細長く折り畳み、ノーズワイヤー部分の内側(マスクと鼻の間)に装着します。これだけでメガネの曇りを防止できます。

※2 マスクを正しく装着で来たかの目安は、マスク装着後、『深呼吸』を1回してみてください。口元のマスクが口にピッタリ付いたら隙間がありません。ただし、マスクと口はウィルスの付着を予防するため、なるべく使用中にくっつけてはいけません。マスクが口に付かないように細かく呼吸することを心掛けてください。

(4) マスクの位置修正方法

マスクを装着しながら人と話しているとどうしてもマスクが上下にずれます。マスクの中央部分を決して触らず、マスクの上部のほんの一部と下部のほんの一部を両手の指で軽く摘むようにして、上下に引っ張り位置を修正ください。マスクを触ったら手を洗うとマイルールを決めると良いかもしれません。

(5) マスクの外し方と廃棄方法

マスクの中央部分には呼吸の吸引によってウィルスや花粉が集中してたくさん付着しています。決して触らないでください。マスクを取り外す時は、マスクの上部のほんの一部を片手の指で軽く摘むようにして持ち上げ、もう片方の手で耳のゴム紐を外してください。この時の振動でマスクからウィルスが飛散する可能性がありますので、息を止めながら取り外してください。取り外したマスクをそのままゴミ箱に入れてください。マスク用のゴミ箱を玄関に置くとウィルスを家に持ち込む量を減らせるので効果的です。マスクを外したら、手と顔に付着したウィルスを吸い込まないために、すぐに手洗い・顔洗いをしてください。

(6) 効果的なマスク装着場所の選定と再利用と廃棄方法

静電気の吸着力を利用し、マスクのフィルター効果を高めている多くの『使い捨て不織布マスク』は、息の湿度によって2-3時間程度しかフィルタリング効果が持続しません。仮に、12時間、マスクを効果的に装着すると仮定すると1日4-6枚使用しなければいけません。昨今のマスク価格高騰から鑑みるに、そんな大量にマスクを浪費できません。

そこで、効果的なマスク装着場所の選定と再利用が必要になります。まず、歩いている時など、人の密集度が明らかに低い場所はマスクを装着する必要がありません。参考となる予備知識としては、例えば、2.0mほど川上で友人が川におしっこをしたとします。実はそのおしっこ成分はすぐに川の水に広く分散し、あなたの足元ではほぼ0となっています。気持ち的にはイヤですが、科学的にはこれが正しいとされています。徒歩ならば2m、マラソン中なら3m、人との間隔を空けてください。目安としては、その人の香水の匂いや体臭を感じない程度の距離感がベストです。この状況下であるならば、マスク着用は必要ありません。

次に、電車内やエレベータ内など、人がいてもいなくても空気の入れ替えが少ないだろう場所ではマスク装着は必須です。予備知識として、新型コロナウィルスがエアロゾル化し無風の空気を漂う時、3時間効力を生き続けます。その空気を15秒間吸い続けた場合、感染確率が非常に高まるという報告例があります。エレベータ内は可能な限り息を止めた方が無難です。また、人が多く集まっているオフィス内でもマスク装着は必須です。マスクの装着可否の判断は、ある人が吐いた空気を自身も吸う確率が高い場所やある人の匂い/臭い(エアロゾル)を感じる場所は必ず装着してください。

次に、『使い捨て不織布マスク』の交換時と再利用方法を解説します。空気の入れ替えが多く、人の全くいない場所で2-3時間に1回交換するようにしてください。交換したマスクを袋に詰め、まとめて持ち帰りましょう。使用したマスクを再利用したい場合、家に持ち帰ったマスクを殺菌/除菌消毒し洗濯し乾かしてください。綺麗になったマスクは『静電気』がありませんので、『静電気』を起こし、そのマスクに付着させてください。一定レベルの防御効果を持つマスクを再利用できるようになる可能性があります。ただ、この再利用方法は苦肉の策なので過信してはいけません。常に新品のマスクを使用し廃棄するという単純な使用方法がベストであることは確かです。

最後に、マスクの廃棄タイミングです。マスクを装着した時にゴワゴワな違和感やチクチクな痛みを肌で感じた場合やマスクに付着した汚れが落ちない場合は廃棄するタイミングです。

 

【6】抗菌・除菌・殺菌・滅菌の定義

『抗菌・除菌・殺菌・滅菌』という言葉の定義を理解し、目的に合った商品を購入してください。言葉の定義を理解できれば、商品に過度な信頼をおくことなく、不注意な行動を抑制できます。

抗菌・除菌・殺菌・滅菌の定義.PNG

『抗菌』の説明箇所を読まれた方の多くは『へぇ~!』と思われたのではないでしょうか。『抗菌』と聞くと、『菌を寄せ付けない』・『菌の侵入を防ぐ』・『菌を殺す』・『菌の効力を失くす』などの万能イメージを持つでしょう。しかし、実際には、『抗菌』とは単に『菌の増殖を抑える』だけです。つまり、その『抗菌』商品に菌は普通に付着でき、その商品では菌の感染予防はできません。私たちは期待していた効果のある商品で無ければ無駄に購入しませんし、過度な信頼により大胆な行動を慎みます。(ちなみに、巷で良く目にする『抗菌めっき』とは、抗菌性金属をそのまま利用するのではなく、製品の表層にのみ抗菌性を付与し、ウィルスの増殖を抑える技術を言います。このメリットは、付着される側の素材の性質を維持しつつ、低価格で商品を生産できます。)

 

【7】新型コロナウィルスの殺菌方法

ウィルスを簡単に分類すると2種類しか存在せず、殺菌耐久レベルが異なります。

1. エンベロープあり → 殺菌処理に弱い

2. エンベロープなし → 殺菌処理に強い

『エンベロープ』とはウィルスの核を包む膜を言います。常識で考えると膜が合った方が殺菌耐久性は強いと思いますがウィルスは逆です。ちなみに、新型コロナウィルスは『エンベロープあり』なので、殺菌しようと思えば比較的容易に殺菌できます。これは朗報です。次に、殺菌方法に関して分かり易くするために比較チャートでご説明します。

ウィルス.PNG

殺菌耐久性の強いウィルスに対して、図表内で示した薬品以外で有効とされる薬品は、『2%以上のグルタラール』・『70%以上のイソプロパノール』・『2.5%以上のポビドンヨード』・『0.55%以上のフタラール』・『0.3%以上の過酢酸』と言われています。マスク等の再利用品に付着した新型コロナウィルスを殺菌する一番容易な方法は沸騰したお湯に1分間浸すことでしょう。ちなみに、一般的なウイルスは低温に強く、4℃の環境で数週間~数ヶ月、または、-70℃の環境で数年間、生き延びます。

 

【8】様々な議論 & 最新情報

新型コロナウィルスに関連した様々な議論や仮説に関する結果や最新情報を分かり易くまとめます。

(1) 『超過死亡』という概念

『超過死亡』とは『インフルエンザなどの感染症が流行した一定の期間の死亡数が、過去の平均的な水準をどれだけ上回っているか示す指標』を指します。超過死亡が存在するということは、何らかの感染症の流行が死亡者数増加に起因したということであり、その感染症の影響を測れます。新型コロナウィルスのパンデミックにより、世界中の国で『超過死亡』を示すデータが顕著になってきました。ただ、日本政府が発表している日本での死者数を例年と比べた場合、何千人・何万人という『超過死亡』が出ているわけではなく、100人前後の値です。このデータが正しければ誤差の範囲ということであり、新型コロナウィルスが原因で日本で『超過死亡』が起きていると言えるほどではありません。日本は世界と異なり2カ月遅れでデータが発表されます。発表され次第、グラフで『超過死亡』に関する数値を示します。

(2) 『集団免疫理論』と戦略

『集団免疫理論』とは『ある感染症に対して集団の大部分が免疫を持っている際に感染の連鎖が断ち切られる可能性が高く、免疫を持たない人に対し間接的な保護効果によって防疫する手段』を意味します。実際に、新型コロナウィルスの感染は、最終的には『集団免疫』で収束すると考えられます。つまり、数年後、新型コロナウィルスは一般的なウィルスと言う扱いになるでしょう。ですが、新型コロナウィルス感染にによって『命を奪われない保証』が最低条件として必要です。『命を奪われない保証』とは、新型コロナウイルスのワクチンまたは新型コロナ感染を完治させられる治療薬の完成だと考えられます。最速でワクチン開発は2020年10月頃であり、一般に摂取できる時期は2021年2月頃と予想されています。次に、『集団免疫』への適切な参加タイミングがとても重要です。その目安は『日本国民の50%程度が新型コロナウィルスに感染しているデータが発表された時』でしょう。私たちは前のめりで不用意に新型コロナウィルスに感染してしまうと、『社会的死亡リスク』に直面します。この場合、ゲーム理論で考察すれば、『後出しじゃんけん』が適切です。この2つの条件を満たした時、『集団免疫』は一般に機能すると考えられます。

(3) 『神の国』日本説 ~新型コロナによる被害が極端に低い原因は何か?~

2020年5月末のデータによれば、新型コロナウィルスによる日本での死者数は883人に対し、アメリカでは101,616人であり、世界では累計360,311人です。日本は地理的に中国に近く、日本政府観光局によれば中国人の訪日は年間1,000万人近くいます。日本の人口はアメリカの1/2のため、乱暴な計算で言えば、日本での予想死者数は5万人前後だったということになります。日本での死者数は予想値に対して1/50未満に留まっています。実際、日本での新型コロナウィルスの影響は世界と比べ極端に軽度です。そこで、『なぜに、日本はこれほど新型コロナウィルスの影響を受けなかったのか?』という理由が必要になります。以下、いくつか、『仮説』が立てられ検証されていますので記します。

① BCG有効説

2020年5月14日、NHKにより以下の内容が報道されました。

・『イスラエルのテルアビブ大学の研究グループは、イスラエルでは1982年までBCGワクチンの定期接種が行われていたことに注目し、接種を受けた世代と受けていない世代で感染する割合に差があるか解析した結果を「アメリカ医師会雑誌」に発表しました。』

・『結核を予防するBCGワクチンを受けた人が新型コロナウイルスに感染しにくいかどうか調べたところ、接種した人と接種していない人で陽性となった割合に差はなく、予防効果は認められなかった』

結論として、BCG説は有力ではないようです。

② アジア人DNA免疫優位説

2020年5月21日、東大や阪大、京大など7大学の研究者と研究機関などが参加し、新型コロナウイルス感染症が重症化する仕組みを、患者の遺伝子解析を通じて解き明かそうというプロジェクトが始まりました。人口100万人当たりの死者は米英で300人以上に対し、日本では約6人という大差が生まれています。研究グループはこの差が生活様式や医療格差だけでは説明できないと主張しています。人種ごとに異なる遺伝子によって免疫応答に違いが生じているとの仮説を立て、ゲノム解析で確かめ、今後のワクチン開発に生かすため重症化因子の発見に努めます。ただ、米欧に住むアジア人の被害率は米欧に住む白人の被害率よりも大きいと言うデータもあります。このデータから、DNAの差異によって新型コロナウィルスの被害者数に影響することはないだろうという説が現時点では最も有力です。